はじめまして
コロナと私
この事業を、2020年のコロナ禍で立ち上げることはとても勢いがないとできませんでした。周りからすれば、コロナよりも重い病気にかかったのではないかと思うくらい、決断としては難しく、資金もない中でどのように事業を始めればよいのか。今も悩んでいます。
しかし、コロナ禍だからこそ、家で過ごす時間が増え、そこにビジネスチャンスがあるということも事実です。私はコロナ禍で家に関わる企業を2社経験しました(笑)。2社ともコロナの影響がなかったわけではありませんが、それは悪い影響だけではありませんでした。コロナをチャンスに変え、早い者勝ちかのようにこの時代を使ってビジネスをすることに、自分の中で秘めていた商売に対する魂が揺さぶられたのかもしれません。
“りのカベ”はまさに時代を象徴する新しい家具になるのではないかと考えています。
家具とリノベ
今や家で使う製品は電動の機能やAIといった知能をも持ち始め、時代に合った価値を身にまといつつあります。それらは、基本的に既存の家具や製品と掛け合わせたものにあふれ、いわゆる高機能化にベクトルが向いています。それらも大事ですが、改めて本当に欲しいモノとは何か、住宅事情が抱える課題や伸びしろは何なのか、ずっと考えていました。
先ほど、コロナ禍で2社の経験をしたと述べましたが、1社は家具の販売、もう1社はリノベーションの営業でした。それぞれ家に関わるものを売っていますが、深い関係にも関わらず、(当たり前ですが)全く違うものを売っています。この2つの経験ができたことが私にとって重要な時間でした。
家具を買う経験は割と誰しもがあると思います。しかし、リノベーションやリフォームは必要にならない限り機会はありません。額も違います。リフォーム営業はソリューション(問題解決)ビジネスですが、誰でも買える手軽さはありません。
私は知っていました。人は家具に頼って解決策を見出していることを。
日本人の多くは、建物と家具を別のものとして認識しています。家具や棚の為に、家の壁に穴をあけることを嫌います。そしてそれは日本の常識であり、賃貸の借主は自由がない空間で配置や収納を考える必要に迫られます。私は壁が使えることでできることの幅が広がることをお伝えしていきたいと思っています。
そんな中、「日曜大工」という言葉が死後となり、「DIY」や「セルフリノベーション」などのマーケットが活気づいている今、ディアウォールやラブリコなどのアイデア商品が流通し、壁をうまく使うことをニーズ化させていると考えています。その時代の延長に、りのカベはあると考えています。一言でいうと、「リノベのできる家具」というなんとも不思議なモノを作りたいのですが、私だからこそ見えた商品なのではないかと思います。
家にいても時代は動く
家で仕事をされている方たちや、家で新しいことをしたい方、景色を変えたい方たちに向けてりのカベをお使いいただければと思います。そして、家の暮らしはもっと自由で、アイデアに満ち溢れていること、コストをかけなくても景色を変えられることをどんどん発信してほしいと考えています。そういう意味では、皆さんでこの新しい家具を育ててもらいたいと願っています。
是非一緒に、この新しい時代に合った“りのカベ”で新しい時代のライフスタイルを作り上げましょう。
りのカベ代表 小堀 哲弥
1992年8月8日 岡山県倉敷市生まれ
IKEAにてシステムキッチン営業
リフォーム営業を経て
2020年に千葉県で りのカベ を開業
趣味はスノーボード、登山、サッカー観戦
インテリア関係者様もお気軽にご連絡ください